飲食情報 第19号 配信メールの本文 2009年(平成21年)9月16日 配信
お世話になっております。データブレーンの榎本でございます。 秋になり、だんだん朝夕が涼しくなってきました。 もうすぐ、世間ではシルバーウィークに入ります。 飲食店で働いてらっしゃる皆さんはもちろん忙しい週間になりますね。 世間でもかなり注目されているようでGW並みの人出が期待されるそうです。 もしお休みが取れた方で、旅行に行かれる際には交通事故と渋滞にお気をつけ下さい。 では、「飲食店なるほど!?情報」第19号 をお送り致します! ================================================================================================== ●○● 今回の目次 ●○● 1.弊社ホームページについて 2.飲食店"機"になる記事 〜「子供手当て支給で外食機会が増える!?」 3.CSクラブイベント「CSパワーアップセミナー」 ================================================================================================== 1.弊社ホームページについて 皆様の中で弊社ホームページを見てくださっている方が どのくらいいらっしゃるかわかりませんが、弊社のホームページでは、 不定期ではありますが、「当社代表南原克己の文章」や 「当社社員のブログ」を書かせて頂いております。 当社代表南原克己の文章は、飲食店のみならず販促についての 考え方を原稿にしてありますので、ぜひご参考にして いただければ幸いでございます。 社員のブログは、飲食業界に絡んだもの、社員の感じたもの、 その他私的なものも含めて、社員がリレー形式で 作成をさせていただいております。 ご興味のある方は、リンクをつけておきますのでぜひご覧下さい。 ○当社代表南原克己の文章 最新号は、 「全てのお客様が満足しているわけではない」です。 http://www.databrain.co.jp/a/a5_news.html ○データブレーン社員のブログ ピックアップ ・「ガスト」と「矢場とん」カツのはどっち? http://www.databrain.co.jp/a/a7_blog.html#blog_2009-06-09 ・アンケート集めてますか? http://www.databrain.co.jp/a/a7_blog.html#blog_2009-04-20 ================================================================================================== 2.飲食店"機"になる記事 〜「子供手当て支給で外食機会が増える!?」 前回から始まりました「飲食店"機"になる記事」ですが、ご好評いただきまして、 今回も作成してみました。 今回は選挙、そして民主党の大勝利(ちなみに私は特にどこの党も 応援しておりません、念の為)に触れなければならないと思います。 選挙について「ここが悪かった」や、「この戦略が当たった」などは、 私よりもっと政治に詳しい専門家の方々が毎日テレビでご説明いただいているので、 ここでは取り上げませんが、注目すべきはこれからのことだと思います。 民主党のマニフェストの中で一番注目すべきは、やはり子供手当ての支給 ではないでしょうか?ワイドショーなんかでは、「ばらまきだ」とか、 「財源の問題が...」とか、「所得制限をつけるべきだ」といろいろ言われており、 悪い方向にしか注目されていませんが、実際これが本当に支給されるとなると どうでしょうか? 言ってしまえば、今年度の始めに支給された定額給付金が毎月中学生以下の 子供のいる家庭に出るようなもので、その経済効果たるや、 ものすごいものがあると思います。 私の家庭は妻と三人の子供がおりますので、実際支給されるとなると、 年間93万6,000円支給されることになります。 (実際には今まで支給されていた児童手当や扶養控除などがなくなるので、 家計に影響する分はこの金額よりは少し減るのですが...。) この効果は非常に大きく、経済ニュースを見ると、子供商品を扱うメーカー・ 量販店の株価が上がったり、教育関連会社、塾関係などの株価が 上がったというニュースを見ます。 ですが、この手当てはそれらの業界だけに流れるわけではありません。 その中には、今まで控えてきたし、ちょっとは外食に出てみよう、 そしてせっかくの「子供手当て」なんだから子供の好きなところに 連れて行ってあげようというお客様も増えてくると思います。 これからは、子供の誕生日には「ハレの日需要」として外食を利用する 家庭が増えてくると思われます。だから今この時期から顧客管理を始めていき、 日頃から子供たちが喜ぶことをして、お子様のお気に入りのお店になっておくことが 大切だと思います。 お子様(ファミリー客)に来店してもらえるイベントを考えましょう! ================================================================================================== 3.CSクラブイベント「CSパワーアップセミナー」 先日、愛知県豊橋市で当社も入会している「CSクラブ」という 飲食関係の業者団体主催のイベントがあり、当社社員も参加させていただきました。 その中で、豊橋や飲食店にゆかりのある4人の著名な講師に 講演をしていただきました。 イベントスケジュールの関係上、一人一人の公演時間が20分程度しかなく、 なかなか深く掘り下げたお話は聞けませんでしたが、 その中でも大変為になるお話を伺えたので、ご紹介したいと思います。 @株式会社アドウェイズ 代表取締役社長CEO 岡村 陽久 様 企業概略・・・中学卒業後、4年間飛び込み営業を経験された後に 2000年に起業、2001年にインターネット総合広告代理店アドウェイズを創業。 26歳のときに史上最年少で会社を株式上場させ、 現在従業員366名、売上49億円の企業に成長させる。 (当初はご参加の予定でしたが、急遽都合により、 今回はビデオインタビューでの講演でした。) 岡村社長が4年間の飛び込み営業で学んだこととは、 「あきらめないことの大切さ」「やれない理由よりやれる理由を考える」という 前向きな気持ちだそうです。そして断られても断られても、その対策を考えておくということ。 A株式会社LD&K 代表取締役社長 大谷 秀政 様 企業概略・・・音楽事業としてレコーディングスタジオを持ち、 自主レーベルで「ガガガSP」「かりゆし58」などのCDプレスをはじめCMソングや ナレーション等の製作を行う。また飲食店を東京、大阪、沖縄にて経営。 ○仕事の次元 ・販売するための仕事の考え方 1次元 ただ売る 2次元 より売れるように売る 一般社員の 3次元 仕入れ値のことを考えながら売る 4次元 直接経費のことを考えながら レベルの考え方 5次元 自分に掛かる経費+間接経費 6次元 キャッシュフロー 会社幹部レベルの考え方 7次元 税金、周りへの影響、未来への影響 経営者レベルの考え方 大谷社長は以上のように仕事に対する考え方を次元で分けて、 会社内で社員に教育しているそうです。 ただ単純に、接客をしたり、食事を出したりするだけではなく、 スタッフにここまで考えながら動いてもらうことによって、 よりよいスタッフに成長していくのだそうです。 B有限会社GG INTERNATIONAL 代表取締役 園田 孝寛 様 企業概略・・・豊橋市で大学を卒業後、ダイニングバーGRIGRIを創業。 デザインや店舗開発も手がける。 園田社長がおっしゃっていたのは、飲食店を経営するうえで 忘れてはいけないこととして、「地域に根付いたお店作りをして長くやること」 「社会から愛されるお店になること」そして従業員、会社、取引先、お客様が 幸せになるようにしなければならない。 そして、「ピュアであること」とお話されておりました。 C株式会社ジー・コミュニケーション 代表取締役会長 稲吉 正樹 様 概略・・・市役所勤務から学習塾を貸店舗で創業。以後ハイカラヤ等の 飲食店を展開。M&Aにて、キャッツカフェやとりあえず吾平を企業再生させ、 英会話大手のNOVAを企業買収したことで一躍注目を浴びる。 稲吉会長は実体験での失敗談を話されておりました。 脱サラして学習塾を経営されて、様々な企業を買収し再生を続けているうちに、 会社が大きくなり、会社が大きくなる過程で失敗したことがあるそうです。 それは、会社の組織作りに力を入れすぎてしまったことだそうです。 会社が大きくなるにつれて、片腕となる人がほしいからということで 専務や常務などの役職を作ったり、事務員を増やしたり、 エリア部長を作ったりということを続けてきたそうです。 もちろん人材にお金をかけることは間違いではないですし、 大切なことなのですが、組織化ということに固執しすぎたために、 収益が圧迫し、組織が大きくなりすぎて軽い経営が出来なかったそうです。 なぜなら人材を一人入れると年間で約300万円程度のお金が掛かりますが、 それだけの収益を飲食店で出そうと思うとなかなかうまくいっている店舗を 一つ作るぐらいの費用が掛かるからです。 4社4様の考え方があり、それぞれが成功されていらっしゃる方のお話でしたので、 大変ためになりました。ただ、お話をお伺いした4人の経営者の方に共通して 言えることは、従業員に対して、会社に対して、自分に対してもそうですが、 「純粋な愛情」のようなものを強く感じられた講演だったと思います。 イベントで講演をしていただいた講師の紹介プロモーション動画と イベントの様子がわかる動画を頂くことが出来たため 参考までにリンクをつけておきました。 ぜひご覧下さい。 講師紹介プロモ http://www.youtube.com/watch?v=zSvrmdQK9Ng 第二部最後に放映した感動のエンドロール http://www.youtube.com/watch?v=0wGy1RxTojg =========================================================================================== ★ バックナンバーをご用意しました! ★ 新しくメール配信させて頂く方もいらっしゃいますのでバックナンバーをご用意しました。 こちらからどうぞhttp://www.databrain.co.jp/a/a6_insyoku.html また、配信をご希望の方は大変お手数ですが、同ページの配信追加からお申込をお願い 申し上げます。 PDFファイルのため解像度が低く、字が一部不明瞭な場合がございますので コピーが必要な方はご一報下さい。また、今後このメール配信が不要の方も データブレーンまでご一報ください。 ========================================================================================== データブレーン 飲食情報 (第19号) 平成21年 9月 16日 発行 株式会社データブレーン URL:http://www.databrain.co.jp 配信担当者:菅谷 公洋 文責:榎本 和徳 発行責任者:南原 克己 |
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