飲食情報 第22号  配信メールの本文  2010年(平成22年)4月5日 配信

お世話になっております。データブレーンの榎本でございます。

春になりだんだんと暖かくなってまいりました。
この時期は卒業、転勤などの別れや入学や就職などの
新しい出会いがあり、人の動きが1年でも活発な時期です。

当社は新人社員が1月に入り、類にもれずバタバタしておりましたが、
やっと落ち着き、先日歓迎会を行いました。

皆様のお店にも、歓送迎会などをきっかけに、
新規のお客様が来店されることが、多くなるかと思いますが、
この時期は特に初めて来店されたお客様がお店に「また来たい」と
思っていただけるような接客をしていくことが、大切なのでしょうね。

では、「飲食店なるほど!?情報」第22号 をお送り致します!

※この飲食情報メールは当社社員と名刺交換をさせて
いただいた方に配信させていただいております。
 もし、メールの配信がご不要な方は、本メール下部の
 メールアドレスまでご連絡下さい。

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●○● 今回の目次 ●○●

1.美容効果で女性を集客!? 注目の新アンチエイジング商品 
〜神秘のエキス プラセンタ〜
    
2.飲食店 これからの「たばこ事情」
〜神奈川県の「公共的施設における受動喫煙防止条例」について〜

3.気軽な地域貢献と消費者教育で顧客ロイヤルティアップ!!
〜マルシェ・ジャポン〜

本文に入る前に・・・
ブログもどんどん更新しております。ぜひご覧下さい。
最新版は、「あなたの街を歩いてみませんか」です。
http://www.databrain.co.jp/a/a7_blog.html

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1.美容効果で女性を集客!?新アンチエイジング商品 
〜神秘のエキス プラセンタ〜
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今回は、私が営業先で出会った珍しい食材のご紹介をさせていただきます。
ご紹介するのは、「プラセンタ」です。

「プラセンタ」とは『胎盤』のことをいい、
馬や豚などの胎盤を精製し、美容・健康食品に加工して使うそうです。
男性は、ご存知ない方も多いかもしれませんが、
すでに美容業界では、アンチエイジング素材としてメジャーな商品で、
服用方法としては、カプセル状のものを飲んだり、皮下注射したり、
ドリンク剤を飲んだりして摂取することが多いようです。

そもそも「プラセンタ」の歴史は古く、その始まりは紀元前4世紀に、
ヒポクラテスという古代ギリシアの医師が、「動物が出産した後、
胎盤を全て食べてしまうがなぜだろう?」という疑問から
プラセンタを調べ出し、効能を発見したと言われています。

効能は多岐にわたっており、美肌効果やホルモンバランスを整えたり、
疲労回復、精神安定、抗アレルギー効果もあるそうです。
また医療分野では、アトピー性皮膚炎、にきび、しみ、そばかすの
治療にも用いられているそうです。
お酒の好きな男性には、二日酔いを防止する効果もあるようですよ。

ちなみに、私が「プラセンタ」に出会ったのは東京の「Italian Bar Con Brio」
というお店で、このお店では、小瓶に入れた「プラセンタリキュール」を
お客様に提供し、ワインなどに入れて飲んでいただくというサービスを
提供していました。

このお店で出されているプラセンタは、
キルギス共和国の無農薬の牧草を食べて育った生後26ヶ月以内の馬の
プラセンタを精製・加工しているそうです。

基本的には、プラセンタは獣臭がするものが多いそうですが、
このお店で提供されているものは無味無臭で、ワインなどに入れても
全く邪魔になりませんでした。
コラーゲンに変わる新たなアンチエイジング商品として、
女性向けに提供すると喜ばれるのではないかと思います。
もし皆様も機会がありましたら、体験されてみてはいかがでしょうか?


私がプラセンタを体験したお店
Italian Bar Con Brio
 〒105-0004 東京都港区新橋1-5-5
 http://www.con-brio.jp/

馬由来のプラセンタ取り扱い量No.1の会社
サーン株式会社
 http://www.saan.jp/index.html

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2.飲食店 これからの「たばこ事情」
〜神奈川県の「公共的施設における受動喫煙防止条例」について〜
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昨年、神奈川県にて条例として公布され、飲食業界では
話題となっておりました「公共的施設における受動喫煙防止条例」が
とうとう4月1日から施行されました。
下記に今回の条例の要点をまとめたものがありましたので、
ご参考にしていただければ、幸いかと思います。

『神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例』
飲食店においての条例の要点

○飲食店が含まれる施設区分
<第2種施設>禁煙または分煙を選択
飲食店、宿泊、ゲームセンター、カラオケボックスなどの娯楽施設など

<特例第2種施設>条例による規制は努力義務
調理場を除く床面積が100u以下の小規模飲食店、
床面積が700u以下の宿泊施設、
パチンコ店、マージャン店などの風営法対象施設

○分煙のために必要な措置
・喫煙禁止区域にたばこの煙が流れないよう、喫煙区域との間に仕切りを設ける。
・喫煙区域から出たタバコの煙を屋外に排気するための設備を設ける。
・仕切りに開口部がある場合は、喫煙禁止区域から
 喫煙区域へ毎秒0.2m以上の空気の流れをつくる。

○事業者・施設管理者の義務と罰則
・店の入口に規則で定める禁煙・分煙等の表示を行う。
・分煙を選択した場合は、喫煙禁止区域の面積がおおむね
 1/2以上とするように努める。
・喫煙区域や喫煙所に未成年者(従業員等を除く)を立ち入らせない。
・喫煙禁止区域で喫煙をしている人には、喫煙中止または退出を促す。
・罰則として、喫煙禁止区域で喫煙した場合は2万円以下、
 施設管理者が必要な義務を果たさない場合は5万円以下の過料処分の対象となる。
 (飲食店などの第2種施設への罰則適用は2011年4月1日から)

今後、喫煙に対する規制に関しては広がりつつあり、
神奈川県での取り組みが他県に広がってことも考えられます。
その時になって考えるのではなく、今から神奈川県での取り組みを
参考にしてお店で対策を検討されてみてはいかがでしょうか?

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3.気軽な地域貢献と消費者教育で顧客ロイヤルティアップ!
〜マルシェ・ジャポン〜
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「マルシェ・ジャポン」ってご存知ですか?

2009年9月、農林水産省による助成事業として全国9都市で始まった
都市住民参加型の「マルシェ(市場)」のことです。
近年、全国で新鮮な野菜が購入できる「道の駅」や「地方の直売所」が盛況な中で、
直売所のない都会の中にも産直市場を開設し、
都会の消費者と生産者が直接出逢える場となることを目標に、
現在東京を中心に、札幌市、新潟市、横浜市、大阪市、福岡市などの
全国16カ所の都心部で、次々と展開されています。

たくさんの生産農家と都会の消費者が接する事の出来る素晴らしい試みに
最近ではテレビや雑誌など、様々なメディアで取り上げられることも
多くなってきました。

近年は、食品偽造の事件が後をたたず、「食の安全性」に不安が高まる中、
実際の生産者とやり取りが出来るというのは、消費者にとっても
大変安心が持てるのではないでしょうか?

また、「食育」にも関心が高まり、家庭や地域社会で、
食や農業に触れる機会を積極的に持とうという人も増えているとはいえ、
日々時間に追われる都会的な生活の中では、意識はしていても
実際には機会がもてないという人も多いものです。

飲食店でもそういった農家からの食材を使い、産地表示を行うことによって、
お客様に安心感を与えるだけでなく、
お店で使っている食材が、どんな過程を経てお客様に提供をされているかを
知っていただくことにより、消費者教育をすることとなり、
さらにお店に対する忠誠心(ロイヤルティ)が高まっていくのではないでしょうか?

残念ながら、先の事業仕分けにより農林水産省からの助成がなくなってしまったため、
現在は株式会社ぐるなびが全国事務局を担い、全国各地の様々な企業が
実行委員会としてこの活動をバックアップしております。
飲食店でも積極的にこういった活動に参加していかれることにより、
新たに地域の消費者にお店の認知度も高められるのではないでしょうか?


マルシェ・ジャポン     
 http://www.marche-japon.org/

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新しくメール配信させて頂く方もいらっしゃいますのでバックナンバーをご用意しました。
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申し上げます。
 
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また、メール配信が不要の方やご意見のある方はこちらにご連絡を下さい。
trade@databrain.co.jp

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  データブレーン 飲食情報 (第22号)
  平成22年 4月 5日 発行
 
  株式会社データブレーン
    URL:http://www.databrain.co.jp
      配信担当者:菅谷 公洋
         文責:榎本 和徳
      発行責任者:南原 克己




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